WristableGPS & Run Connect (デバイス&アプリレビュー)

レビュアー:里見 将史 HALアプリレビュー | 2015年3月23日 月曜日
                        
今回ご紹介するのは、2014年10月にエプソンから発売されたGPS機能付きランニングウオッチ「WristableGPS」の最上位機種『SF-810B』とiPhone向けアプリの「Run Connect」、そしてWeb アプリ「NeoRun」です。 今回は、エプソン販売さんのご厚意でランニングウォッチ『SF-810B』をお借りすることができましたので、研究員の里見が、実際に使用してみた機器&アプリを直球でご紹介! iconEpson Run Connect
開発: 開発: EPSON 価格: 無料 リリース: 更新: 2015年2月12日 [ヘルスケア/フィットネス] dl_googlePlaydl_appStore
4.5
合計: 5996 件
                            まずGPS機能付きランニングウオッチ『SF-810B』の特長は、高精度GPS機能搭載と高精度脈拍センサーを搭載している点です。 高精度GPS機能を搭載したことで、GPSの電波の乱れや誤差が生じやすいビル街や、電波の届きにくい山間部においても、高精度に距離や標高の計測データが得られ、GPS 信号の高速サーチやスキップ機能により走りはじめるまでの準備時間を大幅に短縮。そして、高精度脈拍センサーを搭載しているので、胸ベルトを装着することなく脈拍計測が可能になり、ランニングウォッチだけで心拍を確認しながらのランニング、トレーニングが可能になっています。 IMG_0629IMG_0563 また、ランニングウォッチでの計測データはiPhone向けアプリのRun Connect経由でWeb アプリ「NeoRun」にアップロードして、ルート表示はもちろ、時間、距離、ペース、そして脈拍数を含めてランニングの振り返りが可能です。 ● 操作感・解説 私はこれまでランニングの時には「Runtastic」のスマホアプリを使用していました。しかし、スマホアプリでは、リアルタイムに距離や時間、ペースなどを確認するのが面倒だったので、データの確認は1kmごとの音声ガイダンスか終了後の結果画面の確認が中心でした。 それがこのランニングウオッチ『SF-810B』では、当たり前のことですが、さっと腕をあげればリアルタイムにデータを確認できるので、やはりスマホのランニングアプリとの違いを痛感しました。 特に『SF-810B』は脈拍が計測できるので、心拍数がリアルタイムに把握できます。そのためペースと心拍数を見ながらのランニングすることで、いままでは自分の呼吸や感覚で感じていたことがデータとして把握できるので納得感を得ることができました。また、心拍数は数字の他に、ランニングウォッチの表示内で5段階の心拍ゾーンが直感的に把握できるようになっているのもポイントでした。 アプリ ・心拍ゾーン1 ウォーミングアップ (最大心拍数の〜60%) ・心拍ゾーン2 脂肪燃焼・体重減量 (最大心拍数の60%〜70%) ・心拍ゾーン3 持久力向上     (最大心拍数の70%〜80%) ・心拍ゾーン4 筋力・基礎代謝向上 (最大心拍数の80%〜90%) ・心拍ゾーン5 瞬発力・運動能力向上(最大心拍数の90%〜240bpm) 『SF-810B』は、毎秒ごとに脈拍計測とGPS信号測位をしながら連続で20時間の動作可能ということで、実際に土日のランニングを2週間連続で充電なしで行ってみましたが、電池の残量を気にする必要がないくらい、電池の持ちの良さを実感しました。日頃使用しているスマホのランニングアプリでは、1回の長距離のランニングだけでも電池残量が気になってくるので、この『SF-810B』の電池の持ちは安心感があります。 GPSの測位時間の短縮もこの『SF-810B』の特長のようですが、GPSの測位時間に関しては、スマホのランニングアプリには及びませんでしたが、以前私が使用していたGPS搭載のランニングウォッチからすると、測位時間は断然に早く、ストレスも感じず、また『SF-810B』にはGPS測位が完了前でも計測が開始できるスキップ機能があるので、すぐに走り出したい私のようなせっかちなランナーにはありがたい機能です。 次にランニングウォッチからのデータ転送とデータ管理ですが、データの転送はiPhone向けアプリの「Run Connect」を使用します。iPhoneとBluetooth SMARTで接続してデータを転送し、Web アプリ「NeoRun」にデータをアップロードするのがデータの流れです。ただし、Web アプリ「NeoRun」がデータ管理の基本になるため、iPhone向けアプリ「Run Connect」だけでは使用できません。Web アプリ「NeoRun」への登録が前提になります。 イメージ的にiPhone向けアプリ「Run Connect」は、ランニングウォッチ『SF-810B』のデータをスマホ経由でWeb アプリ「NeoRun」に受け渡す役割をしています。 残念なのは、Web アプリ「NeoRun」への登録が前提になっているため、iPhone向けアプリ「Run Connect」とWeb アプリ「NeoRun」を含めた全体の構造がわかりにくくなっているような気がしました。せっかくスマホ向けアプリをダウンロードするので、アプリ単体でも何かができると、Web アプリ「NeoRun」への登録のハードルやデータの扱いが手軽に感じられるのではないかと思います。また、Web アプリ「NeoRun」へのデータのアップロードの際、少し時間がかかるのも、継続的なデータの扱いには少しハードルに感じられるかもしれません。 Web アプリ「NeoRun」でのデータに関しては、走行ルートの地図表示はもちろんですが、心拍と組み合わせたデータの確認が可能です。また、ランニング中の心拍ゾーン別の時間もグラフで表示するので、どんな心拍数のゾーンで走っていたのかも把握できます。 ● まとめ 今回のお借りしたランニングウォッチ『SF-810B』を週末のランニングで数週間使用させていただきましたが、やはりスマホアプリとは違い、リアルタイムでデータを確認することができることと自分のランニングのレベルを知ることの良さをあらためて実感しました。 しかし心拍数については、データの効果的な活用方法やレベルアップのためのトレーニングとなると私のような週末ランナーレベルではなかなか難しいのかもしれません。そんな私のようなランナーにも5段階の心拍ゾーンで直感的に見ることができることは、心拍数を意識したランニングへとつながっていくことでしょう。 ランニングウォッチ単体でも十分必要なデータが確認できてしまうので、iPhone向けアプリ「Run Connect」 へのデータ転送、そしてWeb アプリ「NeoRun」へのアップロードまで必要性を感じないランナーも多くいるではと思えるくらい、ランニングウォッチ『SF-810B』の完成度、満足度は高かったと言えます。その分、iPhone向けアプリ「Run Connect」とWeb アプリ「NeoRun」が、データの詳細確認という位置付けに留まってしまっているので、もう少し心拍データを活かして、例えば心拍を使ったトレーニングメニューやパーソナルコーチングサービスなどがあると、心拍データを効果的に使用できない私のような週末ランナー にもWeb アプリ「NeoRun」の活用メリットが高まるように感じました。   ● 健康アプリとしての評価 ・使用期間:約1ヶ月 ・使用頻度:10回
評価ポイント 評価 コメント
操作の分かりやすさ ランニングウォッチでの操作性は難しい印象はない。しかし、多機能なため項目が多い印象
アプリの構成 スマホアプリ「Run Connect」は、Web アプリにデータを受け渡す役割なのでシンプルな構成
画面の見やすさ シンプルな構成なのでみやすいが、グラフ表示はスマホの画面上では小さい
反応のよさ データのアプリへの転送やWebへの送信に多少時間がかかる印象
好感度  ◯ 心拍データを5段階のゾーンで直感的に見える化している。GPSの測位時間が短い
内容の信頼性 高精度GPSや高精度脈拍センサーなどを含めて35項目のデータ
継続性 トレーニングプランやアドバイスなど継続的なアプローチ、メニューの提供はない
役立ち感 ランナーにとって必要なデータ、機能は十分備わっている
  btn_app-intro

デバイス:

現在のアプリ登録数

アプリカテゴリー

デバイス