Apple Watchの使い勝手は?(ヘルスケアアプリ雑談会)

レビュアー:渡辺 武友 HALアプリレビュー | 2015年6月23日 火曜日
                        
研究員によるデバイスやアプリのレビューをお届けしてきた当コーナー、今回より新たに『ヘルスケアアプリ雑談会』と題して、ヘルスケアに関するアプリやデバイスについて、研究員、専門家、メディア、一般利用者など、いろいろな方に登場いただいて座談会していきます。座談会と言うほどカッチリしたものではないので“雑談会”です(笑) まずは渡辺、木島、遠藤の研究員3名で普段利用している健康にまつわるアプリについて話しました。が!木島研究員が付けていたApple Watchの話題で盛り上がってしまい… それではApple Watchを肴に“雑談会”スタートです!! 第一回座談会

出席者/左から、遠藤、渡辺 、木島(※詳細は、スタッフ紹介へ

Apple Watchのバッテリーはよいのですが、実は…

AppleWatch渡辺 「そんなわけで『実際どんなアプリを使っているのか?活用できているのか?』皆で話し合っていきたいと思っています。よろしくお願いします!」 木島遠藤 「よろしくお願いします」 渡辺 「まずは木島さんがApple Watchを速攻で購入していたので、その話しからいきましょう」 木島 「弊社の場合、アプリやウェブの開発をしているので、真っ先にApple Watchを買わねばと、仕事放ったらかしでAppleの予約スタートと同時に注文しちゃいました!」 渡辺 「予約、待ち構えていたのですか?」 木島 「待ち構えてましたね~。お客さんのオフィスのスタバでスマホを握りしめ販売用のアプリから予約をしました(笑)後から聞いたのですが、予約スタート時はアクセスが集中したらしく、ウェブで予約しようとした人は全然繋がらなくて20分以上経ってしまったようなんです。ぼくのように販売用のアプリから予約した人はすぐにいけたようです。こんなところでもアプリのほうが有利なんだなと感じましたね」 遠藤 「使い勝手はどうなんです?バッテリーとか気になるんですが?」 木島 「バッテリーに関しては1日だいたい持ちます。僕のライフスタイルだと、朝起きて充電器からとって腕に装着して会社に行きます。帰って来たあとは、しばらくして、お風呂にはいるときに充電器に置きます。実質1日16時間くらい動かしていますね。あまり動き回らない日は、夕方でバッテリーが70%くらい残っています。アプリを色々使っても20~30%はバッテリーが残っていますので普段使いには問題ないですね。 僕は自転車通勤することがあるので、そのときはデフォルトの“ワークアウト”というアプリを使うのですが、バッテリーが干上がることはありません。もちろん旅行に行く時には充電器をもたなければいけませんし、高価なのでアウトドアなどでは画面を割るのが嫌で付けていません(笑)」 渡辺 「アクティブに使えるのがウリなのに(笑)」 木島 「使い方としては、よく言われるFacebookなどの通知機能も便利なのですが、通話機能がけっこうよくて、例えば、ショッピングモールなどで、妻に“今〇〇にいるよ”みたいな軽い電話をするのには、Apple Watchでできてしまうので、わざわざスマホを取り出して操作する必要がないです。仕事の電話などには向かないですけど」 遠藤 「iPhoneと、ずっとペアリングしているんですか?」 木島 「遠藤さんいいとこを突いてきますね!ずっとBluetoothでペアリングしています。実はApple Watch本体のバッテリーは減らないんですが、ペアリングしたiPhone本体のバッテリーは見る見るうちに減っていきます(笑)Apple Watchを装着するのを忘れた日にiPhoneを見ると、全然減ってないんですよ! ペアリングする上でのおすすめは、バッテリーの心配のない大容量バッテリーのiPhone 6 Plusと組み合わせて使うことです。Plusはデカくて取り出すのが面倒になることもあると思うので、Apple Watchで電話やメールのチェックをすることが正しい使い方のような気がします」  

Apple Watch用のアプリについて

渡辺 「Apple提供以外のアプリはどんな感じですか?」 runtastic_iconworkout_icon木島 「ヘルスケアの話をすると、Apple WatchのプログラムのAPIはまだあまり解放されていないのでApple提供の“ワークアウト”みたいなアプリはいいのですが、僕が使っている“Runtastic”のようなアプリはまだまだですね。具体的にはサイクリングをするときに“ワークアウト”を使うと非常にこまかく心拍データを取ってくれます。例えば、通勤で走っていて坂道にかかった瞬間に心拍がガッと上がって、それを細かく記録してくれる。“ワークアウト”は一分間に10回くらいは記録してくれます。でも“Runtastic”のようなアプリは通常の状態と変わらないので、10分に1回とか決まったタイミングで計測するので、どこで心拍が上がったのかはわからないです。 勝手な想像ですが、徐々にアップルがAPIを公開していくと色々なヘルスケアアプリを出している会社さんもどんどん使っていけるのかなと思います。今はかなりの制限があるので通知のため程度しか使えないと思います。最近見かけた記事だとLEDで照射しているわけですが、いまは心拍だけですがプログラム次第では血中酸素濃度を測れるのではないかと言われています」 遠藤 「医療業界の人と今後のプロジェクトの話しをしていると『Apple Watchを使えないか?』とよく言われます。時計であることがいいという話で、つまり患者や高齢者が何かしらのデバイスを身に付けるというのが、例えば時計だったら時計を身に付けているという意味がありますが、歩数計などでは意味合いが薄いので付けるのを忘れてしまうんですよ。 最近、ある研究に使えないかという話になっていて、10人なり20人なりの特定の患者に付けてもらって、特徴的なデータが取れないかと考えています。一般的な加速度計付きのブレスレッドでもいいのですが、付けてもらいにくい。そこでApple Watchは話題になっているし、いいよねと盛り上がります。 やはり時計であることが大きいと言う話になります。そんなところで問題になるのが、バッテリーです。高齢者の患者に一週間連続でつけてもらうとき毎日充電してくださいではハードルが高いと言う話になります」 木島 「Apple Watchは裏が突起状になっていて充電器の凹みapplewatch_ura2に置くだけになっているんですよ。プラグを挿すことなく置くだけで充電できるのでその点は便利になっています。でも普通の時計はそんなに充電しないですし、特に高齢者となるとそこは難しいかもしれませんね。でも装置としては面白いですよね」 遠藤 「以前もスマホなどを持っていて、その人がどこにいるのかみたいなことを常にGPSで記録しておいて、どこかにいなくなってしまったときなどはアラートを出すみたいなこともできないことはないのですが、そうすると患者がスマホを常に持っていないといけないことが、そもそもハードルが高い。そうなるとスマホを首から下げるのかとか(笑)ですので、時計ならば比較的付ける意味があるのでいいね、と言われます」 渡辺 「GPSはiPhone依存なので、現状は失踪する人にセットで持って行ってもらわないとならないですね(苦笑)」 遠藤 「そうなんですか!?」 渡辺 「GPSを入れると価格が上がるんですよ。Apple WatchにGPSを入れると7-8万からの価格設定になってしまうのではないかと。 話し変わりますが、アメリカでは医療活用が出始めていますね。サービサーが、有料の仕組みの中でセットにして患者に配っています。 それと、IBMとAppleが提携したプロジェクトの中で、医療分野でもアプリを発表しているのですが、早くもApple Watchを使う話しが出ているようです。それは医療従事者むけでiBeaconを使ってApple Watchと連動され、患者の部屋に行ったとき、通常はiPhoneに患者情報がくることになっているのですが、Apple Watchと連携することによってすぐに見られるようになるという展開を準備しているようです」 木島 「ヘルスケアとしてもメディカルとしても、まだまだこれからの取組みなのでしょう。iPhoneと違いどのようなことが出来ていくのか、今後が楽しみです」  

次回は本来のテーマに戻って『3人が普段使っている健康にまつわるアプリ』をお届けします!

>> 第二回雑談会 「渡辺、遠藤研究員が使うアプリはこれだ!」 >> 第三回雑談会 「木島研究員は使うだけでなく開発したアプリも!」 注)この雑談会はWWDC 2015(6/9)の開催前に行ったため、Apple WatchのOSの仕様や機能に違いがある場合があります。
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