Nokia Steel HR & Health Mate (デバイス&アプリレビュー)

レビュアー:渡辺 武友 HALアプリレビュー | 2018年3月19日 月曜日
                        
当研究所 研究員がアプリやデバイスを一定期間利用し、その使用感などを紹介するコーナーです。ご利用検討の参考にどうぞ! 今回ご紹介するのは、Nokia製のスマートウォッチ「Steel HR」と連動するアプリ「Health Mate」です。「Steel HR」は、先月amazon限定のニューカラーとなるローズゴールドモデルが発売となりました。さっそくニューカラーバージョンで試してみました。 ご存知のようにNokiaから発売されているスマートウォッチは、Withingsで培ってきた技術とデザインの延長線上にあるものと言えます。 特にデザインが素晴らしいです!活動量計をメインで打ち出した他社モデルは、スポーティーなもの、デジタル表示のものが主流ですが、Withingsから発売された「Withings Activité」は、一見シンプルなアナログ時計にしか見えず、さり気なく活動量を表示してくれるデザインで、“健康活動してます!”的な自己主張がないところがいいです。 Nokiaから発売された「Steel HR」は、元々Withingsで発売された「Steel HR」と同一でロゴの変更などのマイナーチェンジと、カラーバリエーションを増やしたものです。
iconNokia Health Mate
開発: デベロッパ:Nokia Apps Distribution LLC 価格: 無料 リリース: 更新: 2017年6月20日 [ヘルスケア/フィットネス] dl_googlePlaydl_appStore
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合計: 139 件


● 機能・特長 機能的には「Withings Activité」(現行の「Steel」)と比べると心拍機能が追加されました。GPS機能は非搭載です。日々の生活習慣をみていく上では十分な機能だと言えます。 「Steel HR」はスマートウォッチと位置付けられています。スマートウォッチにはApple Watchのようにアプリを自由に選んで使うものと、デバイス側では標準機能で操作し、スマホ側のアプリである程度カスタマイズできるものがあります。「Steel HR」は後者になります。 review_nokia-HealthMate02 運動や睡眠の記録だけでなくショートメールや電話の着信、アラームやスケジュール通知なども備わっています。 「Steel HR」は、デバイスとしての自由度は少ないですが、利点として充電の持ちのよさがあります。 Apple Watchは毎日充電が必要ですが、「Steel HR」は約25日動作するようです。 実際のところ、使用をはじめたばかりの1週目では、100%が68%まで減りましたが、その時点で充電してから10日ほど経った段階では69%でした。 1週目より2週目の方が充電の持ちがよいようです。使うことで適正化されてきたのかもしれませんね。 心拍測定には24時間網羅的に計測する機能と、運動時に継続的に計測する機能があります。 心拍機能付きで充電の持ちのよさを売りにしている他社モデルで、“運動時の継続的な計測”を使うとすごい勢いで充電がなくなる経験をしてきましたが、「Steel HR」では極端に充電が減るような感じはありませんでした。 これはけっこうありがたいなと思えた点です。 ただし、今回の使用期間では1時間以上のトレーニング計測をしていませんので、長時間利用でどのような影響が出るのかは確認したいところです。 筆者の場合、有酸素運動はサイクリングをすることが多いので、長時間計測はどうしても外せませんので。 review_nokia-HealthMateもう1点、気に入ったのがリストバンドです。装着方法は時計によくある穴留め式なのですが、ピンを挿す穴のピッチが細かく、かなり多めにあります。 これだけ調整幅があると、自分の腕に適した留め具合がピタッと見つけられます! 暑いからちょっと緩めたいと思ったときなど、調整もしやすいです。 実は腕時計は100本以上持っているのですが(笑)、このピッタリ感ははじめてです。ぜひ体験して欲しいです! ● 操作感・解説 本体の操作は通常の時計で言うところのリューズ部分を押すことで表示を切り替えます。トレーニング計測のみ長押しです(ランニングやウォーキングなど自動でトレーニング計測に切り替わる機能もある)。 表示は画面全体で通常のアナログ時計、上部の小画面に心拍や歩数、通知などがデジタル表示されます。下部のアナログ針は目標歩数の達成度を表示しています。 アナログ表示だからこその機能として、常に表示が消えることなく達成度を見ることができます。 つまり、時計で時間を確認すると、必ず達成度合いを確認させられます。 「やばい、今日はまだまだ歩数が足りていない!」 と気付かせてくれるのです。 細かなデータ確認、睡眠の状態などは「Health Mate」アプリで行います。 「日記」と呼ばれるメイン画面では、 ・ステップ ・平均心拍数 ・睡眠 ・トレーニング(行っていれば) が表示されます。もちろんカスタマイズも可能です。 Screenshot_20180227-223737 各計測結果の詳細も確認できます。 特に睡眠計測は、加速度センサーで行なうモデルよりも心拍測定で行なう「Steel HR」の方が、実感値により近い印象です。 常々、睡眠は正しく計測するだけではダメだと思っています。 何が課題で、どうすると改善できるのかがわかり、改善できるまでがセットであるべきです。 ユーザーは計測にお金を払うのではなく、改善できることにお金を払いたいのです! 「Health Mate」にはいくつかプログラムがあり、睡眠改善のプログラムも備わっています。 「Steel HR」で計測した睡眠時間を1週間計測し、平日と週末の時差を見てアドバイスしてくれます。 睡眠による体調調整には、適切な睡眠時間だけでなく、平日と週末の睡眠時間を一定にすることが必要と言うものです。このアプローチは科学的にも証明されていて、我々がビジネスとして提供する睡眠プログラムでも重要視しています。 計測からアドバイスまでを、ユーザーには特別なことをさせることなく、デバイスとアプリだけで自動でやっていることは素晴らしい点と言えます。 ただ、プログラムをはじめてから1週間過ぎないと何もコメントくれないのは寂しいです。。。 さすがに睡眠プログラムをしていたことを忘れてしまいます。 ここはもう少しユーザーが前向きに取組める仕掛けが欲しいところです! Screenshot_20180226-221133 ● まとめ 今までいくつかのフィットネスバンド、スマートウォッチを使ってきましたが、スポーティーであったりデジタルツール感のある他社モデルは男性から注目されることが多かったのですが、「Steel HR」の場合、断然女性に興味を持たれることの方が多かったです。 ローズゴールドモデルにはバンドと表示盤がブラックとホワイトの2種類あり、今回利用したのはホワイトモデルだったため、優しい感じが特に女性に興味を持たれたのだろうなと思いました。 ただし、サイズが小柄な女性には少し大きいかもしれません。男性の中でも腕が細めの筆者が付けてちょうどよい印象です。 全体的にはとても気に入りました! スポーツにバリバリ活用したいなら、スポーツに特化したモデルを選べばよいと思いますので、普段の生活で健康行動をする上では十分だと思います。 何よりシンプルでオシャレで見飽きないところがいいです!! 「Health Mate」アプリの表示は見やすくてよいと思いますので、プログラムの充実や運動時のリアルタイム活用などに役立てていけるよう進化してくれたら、もっとよいなと思いましたが贅沢かな!? (他社アプリと連携できるので、そちらをうまく使えば問題ないと言われそうですね 笑)   ● 健康アプリ/デバイスとしての評価 ・使用期間:約3週間 ・使用頻度:毎日
評価ポイント 評価 コメント
操作の分かりやすさ 操作で迷うことはなし! ちなみに初期設定も今どき親切でわかりやすいので、誰でも簡単に使えます
アプリの構成 シンプルでわかりやすい。 ちょっと物足りないくらい
画面の見やすさ 運動や睡眠のグラフなどわかりやすいが、心拍をどう見ていけばよいかがわかりにくい
反応のよさ 通知機能などタイムラグはあまりない。 アプリへのデータ転送時間は少しだけ待つが、許容範囲
好感度 デバイスのシンプルデザイン、装着感が素晴らしい! 好みが合えばオススメ
内容の信頼性 プログラムの裏付けなどが掲載されている。 デバイスの歩数計測は他社比較した印象では精度高め
継続性 歩数目標の達成度表示はよい。 睡眠プログラムなど、もう少し工夫が欲しい
役立ち感 日々の生活習慣改善、維持に適している
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