【アプリ開発者インタビュー】Karada Manager│ネオス株式会社 ヘルスケアサービス部マネージャー 秋元 直樹氏

インタビュー | 2015年5月19日 火曜日

今年6月6〜7日に開催される「ITヘルスケア学会 モバイルヘルスシンポジウム2015」にてヘルスケアアプリを提供する2社が講演を行います。今回のインタビューは7日10時30分より登壇する、トータルヘルスケアサービス『Karada Manager』を提供するネオス株式会社の秋元氏です。『Karada Manager』にて新たな試みにチャレンジしている秋元氏にお話しを伺いました。

インタビュアー:渡辺 武友
取材日:2015年5月10日(野球場にて)

秋元 直樹

ネオス株式会社│ヘルスケアサービス部 マネージャー 秋元 直樹氏

2012年 プライムワークス株式会社(現ネオス株式会社)入社。
ヘルスケアに関わるうちに自らも健康志向が高じて、ここ数年、フルマラソン・自転車ヒルクライム・トライアスロンレースにコンスタントに出場。今年3月フルマラソンで念願のSub4達成!
「へやトレ」(自宅での自重トレーニング)でBodyDesignにも余念がないとか?
写真は、ネオス株式会社野球部「ネオスターズ」のユニフォームを着て(4番ファースト・左投げ両打ち)。

┃7年に渡り続くロングセラー・ヘルスケアサービス

-Karada Manager(以下、カラダマネージャー)は2008年11月にリリースされたサービスですが、あらためてサービスの概要を教えてください。

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「『カラダマネージャー』は、お客様一人ひとりに合わせたトータルヘルスケアサービスを、携帯電話やスマートフォン、PCユーザー向けに提供するものです。

体重などの記録内容に応じたアドバイスを表示するレコーディング機能、個人のニーズに合わせた健康情報を配信するコンシェルジュ機能、ダイエットや美容などの目的別プログラムを構築するトレーナー機能、著名人トレーナーが考案した特別プログラムなど、多彩なコンテンツを用意。また、利用するほど貯まるポイントで素敵なプレゼントと交換・応募できるなど、トータルなサービスでお客様の健康&ダイエット生活をサポートします。

弊社は『カラダマネージャー』を3キャリアに提供し、コンテンツ事業やEC事業を展開しています。2008年にKDDIユーザー向け『au Smart Sports Karada Manager』としてサービスを開始し、2010年12月からは、ソフトバンクモバイル、NTTドコモの公式サイトとしてもオープンしました。

まもなくサービス開始からまる7年になるサービスですが、常に健康系サービスとしてトップクラスを走っている理由は、お客さま目線の改革・改善です。

とくにガラケーからスマホへとテクノロジーが変化するなか、スマホへ最適化したインターフェースへ改良を行うとともに、ストイックにやせたいというニーズに対して『本格ダイエットモード』をリリース。

レコーディングは向かないのでずぼらにダイエットしたいというニーズに対して『らくらくダイエットモード』をリリースするなど、常にお客さまの動向やご意見を把握してサービスに反映しつづけております」

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┃ユーザー属性

-カラダマネージャーはもともと、フィーチャーフォンのサービスとして有名です。現在はスマートフォンユーザーも多いと思いますが、ユーザーの属性などを教えてください。

icon「現在、アクセスの95%はスマートフォンからです。ユーザーの87%は女性です。
年代別の利用状況でいいますと、20代~40代の方がほぼ均等に利用しています。女性のユーザー像ですが、平均年齢が36.9歳、平均身長が158.1cm、平均体重が59.3kg。BMIは23.7。
職業は事務職が32.5%、販売/サービスが19.7%、主婦が18.4%です。BMI上の標準体重だと54.9kgですので、少しぽっちゃり型の働く女性。
あと5kgほどダイエットできればなと思っていて、色々なダイエット情報に興味がある。そんなユーザー像がデータからは浮かび上がります」

┃新たなチャレンジ『ダイエットコミュニティ』

-今年からカラダマネージャー内で『ダイエットコミュニティ』が開催されましたね。これはどのようなものですか?

「カラダマネージャーのサービスとして導入を検討している最新の取り組みです。ネット上に6名から9名の小さなグループを作り、そこに運営側のファシリテーター(促進者・旗振り役)が入って、みんなで減量に取り組むというものです。いわばSNSダイエットです。まだ試行段階ですが、カラダマネージャーの会員から希望者を募って2ヵ月間実施しました。

アプリサービスとして、ヘルスケアサービス提供主体の抱える課題に、『継続率が上がらない』『離脱率が高い』『マネタイズが難しい』という点が挙げられます。アプリサービスに『リアル』を絡ませることでこれらの課題を解決できないか、弊社では、ヘルスコーチングの手法に着目しました。

ヘルスコーチングとは、健康的な行動変容の支援を目的としたコミュニケーション技法です。目の前にある健康課題の一時的な解決ではなく、対象者自身に合った解決方法を見つけ、自分自身で継続できるようにサポートしていきます。健康課題の解決に向けたやり方、アプローチは人それぞれ異なり、ライフスタイルや習慣、意識も個人個人全く異なります。ヘルスコーチングは、対象者のライフスタイルの中で自分にフィットした方法を見つけて、目標に向けて対象者自身で継続できる方法を一緒に探すことを目的としています」

-Health App Labの研究員である里見がヘルスコーチを努めていますね。具体的な進め方を教えてください。

「今回の試行では、ヘルスコーチングの手法をマンツーマンではなく、コミュニティに適用しました。これをカラダマネージャーでは『ダイエットコミュニティ』と呼んでいます。コミュニティにすることで、コーチはファシリテーターとなり集団をリードします。

この手法のメリットは、マンツーマンに比べ、複数をコーチングできること、対象者も、

①ヘルスコーチと自分(⇒気づく・続く・身に付く)
②ヘルスコーチと他の参加者、をみている自分(⇒眺めているだけでも気づく)
③参加者と自分(⇒同じ目的の仲間・励みになる)
④参加者同士、をみている自分(⇒眺めているだけでも気づく)

とさまざまな関係を持ち得、気づきの機会が増えることです」

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┃ITヘルスケア学会にむけて

-今年6月に開催されるITヘルスケア学会のモバイルヘルスシンポジウムで講演されます。どのようなお話しをするのでしょうか?

「題して『ひとりじゃないから続けられる~ヘルスコーチがファシリテートするラーニングコミュニティ~Karada Managerの新しい取り組み』です。タイトル長いですね(笑)今回の『ダイエットコミュニティ』の成果を発表します。大変興味深いデータが取れましたのでいろいろ詳細をお話しさせていただきます。楽しみにしていてください。

また、 ヘルスコーチングとはどういったものか? ラーニングコミュニティとはどういったものか? もう少し深掘りしてご説明いたします」

-今回の講演で、期待されることはありますか?

「新しい出会いですね。弊社では、今後、ICTとリアルをかけあわせたヘルスケアサービスに注力してまいります。今回の講演を通じて、いろいろな方々のご意見を伺えれば大変ありがたく思います」

代表アプリデータ

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アプリ名(iOS名) Karada Manager
リリース日 2008年11月
 

コンシェルジュ機能など、ダイエットや美容などの目的別のプログラムを提供し、トータルにヘルスケアサービスが受けられるカラダマネージャー 紹介はこちら

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